お知らせ

自分は大丈夫。と思っていませんか?

2016.10.24 Monday

歯茎はまだ若いから大丈夫、私はきちんと磨いているし痛くないから大丈夫などと根拠なく思っている方こそ危険な方が多いのをご存知ですか?


そういう方には1度の歯磨きでどのぐらいの時間磨いているかをお尋ねすると、たいていの方が3分〜5分。
5分ではザッとしか磨けません。

20代の方は、歯茎のトラブルとは無関係と思われてるかもしれませんが、若年性歯周炎は若い方でもあります。歯を磨いた時に歯茎から血が出る。口臭がする。などの場合は要注意です。喫煙者もリスクが高いです。若年性歯周炎は少しのプラークでもなります。なので自己ケアがとても重要になります。また、噛むと痛いが虫歯ではないなどのケースは咬合性外傷(噛み合わせによる外傷)が潜んでいる場合もあります。特に奥歯に起こることがあります。

もちろん、ただ単に長く磨けばいい訳ではありません。きちんと歯と歯茎の境目に歯ブラシの毛先を当て、その場所だけを磨く感覚で小刻みに振動させながら磨きます。


↑この時に歯ブラシを当てた部分でしか毛先を動かさずに、この当たっている2本の歯だけしか磨けない状態になります。少しずつ前の歯の方に動かして外側内側と磨きます。
こうして磨くとザッと15分はかかります。 内側は舌が邪魔をすることもありますが、舌をご自分で上側に動かすなどして毛先を歯と歯茎の境目に当てながら磨きましょう。


また、1番奥の歯の磨き方は上下左右ともに見落としがちです。親知らずを抜いていない方などは知らず知らずのうちに1番奥の歯と親知らずの間に食物残渣(食べもののカス)が溜まり、親知らずの周りの炎症(智歯周囲炎)になってくることが多いのと、骨格がシャープでアゴの細い方は特に1番負担がかかる場所なので気を付けましょう。切端咬合(上下の歯が歯の先で噛み合っている)の方、反対咬合(下のアゴの方が上よりも出ている)の方も要注意です。

歯医者は行きたくない場所。というのも心理的にはわかりますが、ご自分のQOLはご自分で向上することは可能です。
是非、今日から実践されてみませんか?
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